新しい年には、新しいことを。
そんなわけで、新年の釣りはこれまで入ったことがない漁港にトライしてみることに。
ごくごく小さな漁港ですが、こういう場所に限ってドラマが隠れていたりするもの。
1月の上旬だけで3回通いましたが、数は釣れないものの型の良いメバルが狙え、2023年のスタートとしては上々と言えるでしょう。

うん。なんでこれまで入らなかったのか不思議なくらいステキな漁港だったよ。

で?今回は何について話すの?

まあ、ひとことで言えば「プラグっていいよね」ってことかな。
はじめての場所は明るいうちから→釣り場の状況確認
日中の下見なしで初場所を攻略するのは容易ではありません。
足元の敷石の入り方やエグレの状況、海藻の生え方など、明るいうちから確認しておくことで夜釣りを有利に進められます。

僕の場合、メバリングにおいて重視するのは
①海藻が生えているか
②足元に敷石が入っているか(隙間が多ければベター)
③底がよく見える程度の水深か(深すぎないか)
の三点です。今回初めて訪れた漁港はこれらの条件を全て満たしていたため、きっとメバルが釣れるだろうなと思い、実際に竿を出してみることにしました。

メバルが「いる」ではなく、メバルが「釣れる」というところがポイントね。

①②はメバルが「いるかどうか」に、③はメバルが「釣れるかどうか」に関わってくるね。
①海藻が生えているか
これは言わずもがなですね。
海藻はメバルにとって格好の餌場や隠れ家となり、彼らの住み心地の良さに関わってきます。
海藻が目視で読み取れないような釣り場を優先的に狙うようなことはしません。

ぱっと見で判断できる、わかりやすいポイントね。
ただし、ルアーを投げ込む隙間がないほどびっしりと生えているのはNG。
②足元に敷石が入っているか
こちらもメバルの良い隠れ家になります。
大きめの敷石が隙間を作ってごろごろ置かれているとベター。メバルが隠れていることがあります。

メバル以外のロックフィッシュにとってもいい隠れ家になるね。
小さい石が隙間なくびっしりと敷き詰められているような場所は、メバルが隠れるスペースがないので、個人的にはあまり好ましい釣り場とは考えていません。
あと、これは①とも関わってくるのですが、メバルの良い隠れ家になるホンダワラは砂地ではなく石に生えることが多いと聞いたことがあります。
そのため、ぱっと見て石がゴロゴロとしているような場所は、良い海藻が生えている可能性も高いと考えています。
とはいえ、海藻を食害するウニなどの生き物が多く生息している場合はこの限りではありません。こういう場所では、いくら石がゴロゴロ落ちていてもろくに海藻が生えていないことが多いです。

言われてみれば、ウニがびっしりのポイントでは海藻が少ないように思うわ。
③底がよく見える程度の水深か(深すぎないか)
もしかしたら、これは意外に思う方がいらっしゃるかもしれません。
理由は、メバリングが「軽いリグ」を使う釣りだということにあります。
リグが軽いということは、フォールスピードがゆっくりということ。つまり、下のレンジを探るのに時間がかかるということです。
シャローレンジで反応が得られれば良いのですが、必ずしもそううまくはいきません。その場合、5秒、10秒、15秒…とカウントダウンしてレンジを刻んでいくわけですが、アタリのレンジに到達するまでに毎回30秒もかかったらどうでしょうか?著しく釣りのテンポが悪くなります。
メバルは表層からボトムまで様々なレンジを取るため、水深があるとそれだけ狙いを定めにくいという難しさもあります。
そのため、比較的水深がない所の方が狙いを定めやすく、結果的に釣りやすくなるのではないかと考えています。

あと、プラッギングにも比較的浅いポイントの方が有利なんじゃないかな。

ボトム付近のメバルも表層のプラグに気付きやすいって考えね。まあ、おまじない程度のものだけど…アンタが漁港選びの判断材料にする分にはいいんじゃない?全てのポイントを撃つわけには行かないからね。
初場所で上々の釣果
さて、夜になったので実釣。
先行者がいたのですが、話を聞いてみると、僕が日中に様子を見た外海側は反応なしとのこと。ジグヘッドで根魚を狙っている様子。
なるほど…ジグヘッドのレンジには魚があまり興味を示さない模様。
となれば、最初からプラグを投入しない理由はありません。

昔のアンタでは考えられない発想ね(笑)

メバルプラッギング懐疑派の急先鋒だったからね(笑)

今じゃ、プラグの方が出番が多いんじゃないの?
スローシンキングミノーをスローリトリーブで泳がせると、ほどなくしてドン!っと強烈なバイトが。

元気な良型のメバルが出迎えてくれました。
アタリは少ないものの、こまめにプラグを変えて表層付近のレンジを丁寧に探っていけば、良型が反応してくれます。

シンキングに反応がなくなれば、フローティングに。

リップつきミノーにスレてきたようであれば、シンキングペンシルに。

突き抜けた大きさは出ませんでしたが、それでもコンスタントに25cm前後の魚が顔を見せてくれ、渋いながらも楽しい釣りができました。

この写真の魚は、常夜灯の真下で釣れたものだね。散々叩かれていそうなポイントだけど、このサイズが食ってくるんだね。

プラグで狙っている人が少なかったんじゃないかしら?
20cmちょっとだと「小さいな」と感じるぐらい。
3回の釣行で釣ったメバルの数は20匹に満たないくらいですが、この寒い時期にこんな楽しい釣りができれば、僕としては上出来も上出来です。
勝因は遠目のシャロー狙い
他に何人か釣り人がいましたが、ドラグを鳴らすような良型メバルを上げている人はいませんでした。
まじまじと他の人の仕掛けを見たわけではないのですが、飛距離と着水音、着水時の波紋から判断して、僕以外は全員ジグヘッドを使っているようでした。
ここに勝敗の分かれ目があったように思います(別に勝ち負けにこだわるつもりはないですが…)。
このポイントのメバルは遠目のシャローを意識している個体が多かったようです。
こういう場所をジグヘッドで攻めるのは難しく、手軽に狙うためにはプラグ一択となります。

フロートをつけるという手もありますが、リグるのがぶっちゃけメンドクサイ…。

だから釣り場でフロートリグを使ってる人を見ないのよね。

釣れるのかもしれないけど…メバリングの大きなメリットである「手軽さ」が損なわれるのは痛いよね。
毎回このパターンがはまるとは限りませんが、3回の釣行でいずれもジグヘッドよりプラグの方が釣果を挙げていることを考えると、上を意識しているメバルが多いんだろうな、ということは想像できます。
大潮が終わってどうなるか分かりませんが、少なくともこの漁港に限っては、しばらくプラグ中心のゲーム展開になりそうな気がします。

小物を避けるという意味でも、プラグを多用した方がいいかもしれないわ。


小規模漁港マニアのアンタらしいチョイスね。