コロナウイルス感染拡大に関連した釣りの自粛について、前回のログで僕の考えを示しました。
ブログのアクセス解析を見ると、「釣り 自粛」のキーワードでここにたどり着いた方が何人かいらっしゃるようで、みんな大なり小なり気にしているんだなぁと感じているところです。
僕自身、前回のログで示した考え方を変えるつもりはありません。釣りは三密から遠い趣味であり、家と釣り場の間を誰にも会わずに往復できれば、釣り人自身がコロナウイルスの感染拡大に関与する可能性は限りなく低いと考えています。
しかし最近、コロナウイルスに関連する釣り自粛に思うところがあったり、釣り場でのめんどくさいやりとりに嫌気が差したり、いろんなことが重なって純粋に釣りが楽しめない心境になってしまい…そのため、今回を一旦の区切りとし、当面釣りは控えようと思います。
今後は釣りにあまり関係のない記事の割合が大きくなるかと思いますが、更新は継続していくつもりですので、引き続き当ブログをよろしくお願いいたします。
今なお、ワンバイトが貴重な季節
まあ、僕の腕前では年間を通してワンバイトが貴重なんですが…(笑)冬〜春先の低水温期は僕の大好きなアイナメが夜行性になり、また活性も非常に悪いということで、とりわけバイトが貴重になってきます。特に今季は、平年に比べて当地の海水温が低いらしく、魚の活性にモロに影響を与えているように考えられます。
このような状況においては、まだ日中の活性上昇は望めず、アイナメに関しては夜の釣りに分があるのではないかと考えられます。
また、夜の釣りと言えば、もともと夜行性であるソイのバイトも期待できます。アイナメに限らず、まだまだナイトロックの熱い時期(というか、日中の釣りが寒い時期…)と言えるでしょう。
低活性の海から絞り出した一匹
一応、アイナメの時間帯が日中にシフトしてないかなぁ…と思い、昼過ぎからポイントに入ったのですが、全くのノーバイト。デイゲームにはまだ早かったでしょうか(あるいは腕か…)。昼の部は早々に切り上げ、少し休憩して夜の部に移りました。
とはいえ、夜も決して楽な勝負ではなく…常夜灯が効き始める時間帯から、ボトム付近をスローに丁寧に流してきたのですが、魚っ気がありません。二時間やってノーバイト。まさに貴重なワンバイトを待つ展開。一回のリフト&フォールに神経を集中させなければならず、非常に疲れます(笑)
ワームが明暗の境目に差し掛かったところで「コンっ!」と明確な感触あり。集中力が切れ始める前に、手元の感覚とラインの目視でバイトをとらえてフッキング!グッとバット付近まで絞り込むファイトを見せるも、ちょっとサイズが足りない感じ?これはアイナメではないなぁ…?
代わりに姿を見せてくれたのは、30cmちょっとくらいのベッコウゾイ(タケノコメバル)。大きい魚ではありませんが、このバイトのない中で貴重な遊び相手となってくれました。
結局、この日はまともなサイズに出会えずにゲームセット。4月も下旬に入り、もう少し魚が動いてくれてもいいと思うのですが、なかなか厳しいですね。
初夏の大型狙いに向けて…
6月頃になると、デイゲームでアイナメが狙いやすくなると思います。この頃には、シャッド系のワームを速めのリフト&フォールで使って誘えるので、早い展開での釣りができることでしょう。また、極寒期のナイトゲームに比べ、体力の消耗も少なく済みます。
問題は、この季節までにちゃんと海水温が上がっているか、という点ですね。桜前線の北上が早く、例年よりシーズンインも早まると想像していた今年ですが、当地はここへきて寒い日が続き、季節の進み方が鈍っているような感じです。初夏ロックが期待通りに開幕できるかどうか…今後の水温の変化には注目していきたいところです。
それより何より、その頃までに僕自身の釣り欲が回復しているかどうか…とりあえず、初夏までお休みします。
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