最近釣りを再開し、小さいクロソイをポツポツ拾って楽しんでいるのですが…今ひとつ物足りない感じ。
というのも、9月下旬ともなるともう少し数釣りができてもおかしくないはずなんですよね。一晩で2ケタ釣れる日もあるというのに、今年は多くて3匹止まり。
ということは、やはりまだ早いのか…?
まだ海水温が高い
僕は、海水温が魚の活性を左右する極めて大きなファクターであると考えています。僕自身、快適に活動できる気温というものがあり、暑すぎても寒すぎてもやる気が起きません。なお、仕事についてはどんなに快適な気温でもやる気が起きません。
以前のログでも述べたとおり、魚には「適水温」というものがあります。僕が普段ターゲットにしている魚の適水温はこんな感じです。
メバル:12〜16℃
アイナメ:8〜15℃
クロソイ:12〜18℃
水温を把握して魚に一歩近く試み(当ブログ)
もしよろしければ、過去ログもご覧ください。そういえば、自作温度計のプログラムコードを載せていませんでした…ソースを引っ張ってこないと…
気象庁の観測によると、2021年9月24日現在、東北地方沿岸の海水温はだいたい21℃〜24℃の範囲にあります。クロソイの適水温上限である18℃よりも3℃以上高いことになります。
なお、平年の水温と比べても、やはり1℃〜2℃程度高い地域が多いようです。これではちょっと厳しいですね。
アジが釣れているらしい…ということは?
海面水温が高いとなると、まだクロソイが上層にステイする季節ではないと推測できます。となると、この時期に効率よくクロソイを釣るためには、水深のある漁港で深場を狙う必要がありそうです。
今シーズンの数回の釣りを振り返ると、確かにバイトのほとんどは中層より下のレンジでした。
実は、前回のログにヒントがありました。今はアジが釣れているのです。
諸説ありますが、アジの適水温は概ね17℃〜24℃の間とされています。アジが活発に動いているということは、まだクロソイのシーズンには早いということです。少なくとも、アジが回遊しているレンジを狙ってはいけないと思います。
日が暮れると水面が騒がしくなりますが、おそらくアジが泳いでいるのでしょう。ということは、水面付近はアジの適水温である可能性が極めて高いです。
足元コツコツ作戦なら、通常であれば上から下に探っていくのがセオリーですが、現時点ではボトム付近から探るのが効率的かもしれませんね。
まだ我慢の季節
今シーズンは3回フィールドに出て、幸い今のところボーズはないのですが、厳しい戦いを強いられていることは違いありません。数もサイズも伸び悩み、本格化はまだ先かなぁ…といったところです。
防波堤のキワを丁寧に丁寧に探って、ようやく一匹手にする感じです。ボトム付近での釣果がほとんどで、着水直後にガツン!というのは滅多にありません。
水深のない漁港でもなんとか1匹釣れましたが、やはりバイト自体が少なかったです。当面は深場を探った方が効率的だと思います。
また、僕の通っている漁港はいずれも、経験的に小潮・若潮・長潮の方がよく釣れます。最近は大潮のフェーズだったので、どちらかというと釣果を出しづらい潮回りだったのかもしれません。
去年まるっと根魚シーズンの釣りを自粛していたので、今ひとつカンを取り戻せていない感じです。今年はもう少し海に通って、ハイシーズンを楽しみ尽くしたいですね。
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