細ラインに泣いた…!ロックフィッシュシーズン開幕

1年間、ブログを更新しておりませんでした。新型コロナに関する自粛やら何やらで、釣り自体ができていなかったんですね。この暗い世相のなかで、いつの間にか自分自身の気分も沈んでしまい、海から遠ざかる生活をしていました。

このところ気温が下がってきて、秋の風が根魚フリークの心に語りかけてきます。

「そろそろ、釣りに行ってみてもいいんじゃないの?」

なぜかたまたま気分が乗り、いつもの港に行ってみることにしました。

足元のクロソイゲーム

僕のロックフィッシュシーズンの開幕は、ベイトタックルを使用した足元のクロソイゲームと決めています。

根魚の仲間とはいえ、夜になれば中層〜トップ付近まで浮上してベイトを追いかけるのがクロソイという魚。こいつに対しては、壁際にルアーを落として上から下のレンジをくまなく探っていく釣りが有効です。そういうバーチカルな釣りは、スピニングよりも圧倒的にベイトタックルに分があります。クラッチ操作だけでレンジコントロールができるおかげで、非常にテンポよく釣りができます。

ルアーを落とす場所が1メートル違うだけで釣果がはっきり分かれるのがこの釣り。そのため、釣りの「テンポ」は思いの外大事なのです。

長大な防波堤を一箇所一箇所丁寧に撃っていく作業は地道ではありますが、宝探しのような面白さもあります。

牡蠣殻に切られた幻のファーストフィッシュ

さて、釣り始めから30分くらい経過したでしょうか。水面が小魚でざわつき始め、生命活動が活発になってきた感じがします。

こういう時は、上を意識したクロソイも出てくる頃。と思っていたら、ルアー着水直後にヒット!しかし、ラインスラックをとっている間にフッキングが遅れ、逃げられてしまいました。

しかし、餌に執着している魚なら同じ場所に落とせば食ってくるはず。そう思って再度足元にルアーを入れると、またしても着水直後に「コツン!」とバイト!ラインテンションをキープして慎重にルアーを入れたので、バイトに即アワセ!よし!乗った!と思った次の瞬間、

プツッ…

と。

切れたラインを見ると、明らかに牡蠣殻で擦られたようなささくれができています。フィネスフィッシング用に、カルコンに8lbを巻いていたのが災いしました。本来、この場所であれば14lbくらいの太さが欲しいところ…しかし、この日は太いラインを持っていませんでした。

しまったなぁ…

小ぶりながら今季初フィッシュ

少し牡蠣殻に擦ったらラインチェック→ささくれがあれば即カット。これを繰り返して、慎重に慎重に釣りを進めていきます。この段階で、ベイトタックルの持ち味とも言えるテンポの良さが別の理由で完全に潰されているのですが…ここは己の準備不足によるところ。

それでも、いろいろなことを丁寧にやりながら、防波堤の足元を一箇所一箇所コツコツ撃っていくと、コツン!とクロソイのアタリが!

牡蠣殻に潜られたら、無理に引き抜かずに少しラインテンションを緩め、出てきたらまた巻いて…

細ラインのおかげでちょっと苦戦しましたが、ようやく今季の初フィッシュ!

魚は25cmくらいと小ぶりですが、丁寧にやった結果の魚ですので、喜びもひとしおですね。

この日はなかなかサイズが出ませんでしたが、それでも何匹かクロソイにご対面することができ、いよいよロックフィッシュシーズンも開幕といったところでしょうか。もう少し水温が下がれば、より活発にバイトしてくることでしょう。

小さくてもパワフルなファイト!根魚の魅力はこれですね。

8lbラインに泣くこと3回…牡蠣殻地帯は太ラインが正義!

いくら気をつけて無傷のラインを投入したところで、8lbでは牡蠣殻の向こうで暴れられるとあっさりと切れてしまうもの。この日も、障害物にもぐられてラインブレイクする場面が3回ありました。魚に申し訳ない…

これから寒くなるにつれて、個人的にはタックルの使い分けがよりはっきりしてきます。つまり、極寒期のよるアイナメ用ULタックルと、今回の足元クロソイ用太糸タックルです。今回のタックルは、後者を中途半端にした感じでした…

やはり、このような障害物エリアに8lbラインでは耐久力不足。この日は帰宅後、早速ラインを16lbに巻き替えました。

今シーズンはもう少し釣り場に通えるといいなぁ…

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ポコペンDIY系釣り師
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