風雨ニマケズ メバルプラッギング

雨風の日曜日でしたが、波は高くなかったのでメバリングしてきました。悪天候の中でのキャスト&リトリーブは、スポーツの域を超えてもはや修行…もちろん、僕以外にアングラーはいません(笑)

「とりあえず10匹かな」と高を括って望んだ結果は…

強風と雨が叩きつける状況

天気予報は雨。風も海上でやや強めとのこと。雨は仕方ないとして、風はなんとかしたいと思い、なるべく追い風気味になる漁港をチョイス。さすがに波が高ければ止めようと思っていましたが、幸いにして危険な状況ではなかったため、竿を出してみることに。

風浪やうねりがあるわけではなかったのですが、風と雨のせいで水面はせわしなく、「メバル凪」からは程遠い状況でした。釣り人的にも条件は悪く、いろんな意味で釣りづらい予感のするこの日…今思えば、こんな日は家で大人しくしておくべきだったのです。バルサを削っていた方が、心もすり減らず有意義だったかもしれません…

とりあえず10匹!と意気込んで臨んだ今回のメバリングでしたが、心の隅に「ボ…」がチラついていました…

プラグのレンジで明暗が分かれる

当日は6本のプラグを持って行きました。水面直下を泳ぐペンシルが3本、スローシンキングミノーが2本、やや深めのレンジを引けるミニマルイミテートプラグが1本です。

結論から言うと、水面直下系のプラグは全滅でした。魚の反応があったのは、深めのレンジを通せるプラグのみ。雨と風で水面が騒がしかったので、メバルがトップに出切らなかったのでしょうか?あるいは、水面近くでは波の影響を受けて、ルアーに余計な動きが加わって悪影響が出たのかもしれません。

今回の稼ぎ頭は、リップが浅め・長めで深いところまで潜れるこちらのミノー。動きはあまり派手ではなく、微振動でメバル を誘うタイプです。当日は底荒れというほどではないものの、若干白っぽい濁りがあったため、黒のボディが効いた可能性もあります。白い濁りで常夜灯の光が散乱される状況下においては、黒っぽいボディの方が目立つのだと思います。

安定した泳ぎを見せてくれる無塗装スローシンキングミノーは、今回は1匹と奮わず。白い濁りの中では目立ちにくかったでしょうか。また、上の黒ミノーに比べて若干ウォブリングが騒がしい(よく言えば「キビキビ」)ため、その点も釣果に影響しているかもしれません。

そして、黒ミノーに負けず劣らずの釣果を出したのがこちら。ミニマルのパk…インスパイアルアーですね。前回も大活躍でした。こちらはほぼウォブリングなしのI字系アクションを見せ、黒ミノーよりもさらに大人しいルアーです。カウントダウンとリトリーブスピード次第で、結構深いレンジまで探れるので、かなり柔軟な釣りができるルアーです。使いやすさではナンバーワンですね。コピー元が優秀なルアーはやはり釣れます。

改めて、レンジコントロールがこの釣りのキモであることを思い知らされました。

なお、釣果は散々だった模様…

上げ潮の17時半から開始した今回のメバリングですが、終わってみれば惨憺たる有様でした。ひどいときだと、30分に1匹しか釣れていません(汗)4時間半で11匹…タイドグラフに釣果を載せると、悲惨さが際立ちますね。

今回はプラグ縛りでの釣行でしたが、深めのレンジで好反応だったことを考えると、ジグヘッドの日だったのだと思います。2〜3gで中層を引いてくれば、もう少し違った結果になったのかもしれません。しかし、それを良しとしなかったのは「なんとしても自作プラグで10匹!」というくだらない意地。けど、いいんです。納得できる形で遊びを終えることが重要なのです。

そもそもの話をすれば、この日は釣りに行かない方がいい日だったのかもしれません…

まだまだ寒いこの季節。悪天候の日は無理せず、健康と安全第一で釣りを楽しみたいものです。

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ポコペンDIY系釣り師
釣り、カメラ、ドライブ、登山、電子工作、プログラミング、料理などなど、興味の赴くままに手を広げています。釣りブログを標榜していますがいきなり何を書き始めるか自分でも予想がつきません…