いやー、昼間から釣れるとは思いませんでした。
夜の激アツタイムに船周りを正確に攻めるために、ピッチングやフリップキャストの練習をしようと、昼のうちから現場入り。
そのついでに、夜攻めたことがない場所も撃っておくか…と寄ったポイントでフルキャストをした結果、事件が起きました。
昼は完全に捨てていた
当日は、ちょうど昼前後が潮のソコリとなっていて、現場入りした正午は最も釣れにくい時間帯だったように思います。そのため昼は捨て、夜の本番に備えてキャスト精度を高めるべく練習をすることに。
思えば、キャストそのものを真面目に練習する機会がなかったのですが。その一方で、正確なキャストが釣果に繋がることを頭では理解していただけに、今回の昼間は自分のキャストとしっかり向き合うタイミングにしようと。やはり、船と船の間の 2m を正確に撃てるかどうかは釣果の差として大きく出てきます。正確に撃つ自信がない人は、まず練習してからトライしましょう。船に引っ掛けるのは NG です。
実は、最近通っている漁港は夜釣りでしか訪れたことがなく…クリアウォーターのエリアなので、明るいうちにボトムの様子をのぞいておくことは重要と感じ、いつもは行かないようなポイントも見てみることに。
一応ボトム探索も兼ねて、それなりに釣れそうなリグを投入。グラスミノー M を 5g のジグヘッドにつけ、フルキャスト!ボトムまでフリーで落として、そこからスロースイミング気味のリフト&フォールを繰り返していると、完全に油断しているところにドンっ!と一発重みの乗る感覚。
あれ?この季節の真っ昼間に?と首を傾げながら(ないわけではないですが)、ドラグを少し出しつつ上に上にと魚を引っ張ってくると、ゴン!ゴン!とアイナメ特有の首振り。御影の見えるところまで来て、最後の足掻きでボトムまで突っ込もうとするところをなんとがバットで受け止めて阻止。
先週に引き続き、なかなかのサイズが顔を見せてくれました。
軽量リグを遠投できる上に、このサイズをベリーからバットで受け止められる今のタックルバランスは最高です。この季節のベストバランスと言っても過言ではありません。
「今食ってるもの」と同様に「今食いたいもの」も大事だ
40up を一本だけキープ!をマイルールとしている僕にとっても、これは文句なしのサイズ。持ち帰って刺身としていただくことにしました。
内臓の処理の時に、胃袋を開けてその魚が何を食っていたのかを調べるのも大事なデータ収集です。今回のアイナメは、どうやら巻貝を食っていたようです。餌が少なく、またアイナメ自身もこの低水温で動きが鈍っているとあれば、どうしてもこういう簡単に食べられる物に手をだしますよね。
食糧難の状態に、自分の大好物のケータリングが来たらどうする?
ところで、いま何らかの理由で世の中が食糧難になっているものとしましょう。あなたも例に漏れず、特に好きでもない食べ物を「ないよりはマシだ…」という気持ちで食べています。
そんな時、他所からいきなり自分の大好物を取り扱っているケータリングがきたら、あなたならどうしますか?買いませんか?食糧難の中にあって、久々に自分の大好きなものを食べたいと思いませんか?
多分、魚も一緒なんです。何が悲しくて硬い殻ごと回を食わなきゃならんのだ…と我慢の限界がきているアイナメの前に、ベイトフィッシュライクなワームが現れたら…?
「いっただっきまーす!!!」
と食いついてくることは必至。今回使ったグラスミノー M に、まるでハイシーズンのようなパーン!!って食い方をしてきました。よほど魚に飢えていたのかもしれません…
魚を釣った直後に、胃袋の中身を吐き出すことがあります。蟹を吐き出すのを見て「なるほど、今日は蟹パターンだな」と考えるのも一つのアイディアですが、「蟹ばっかじゃ飽きるんじゃないかな?別の餌も見せてあげよう」と優しくなることで釣果を伸ばすことができる場合もあるかもしれません。
魚を美味しく持ち帰るツール:サビナイフ
釣った魚はなるべく美味しくいただきたいものです。これは手前勝手な考え方かもしれませんが、食べるからには美味しく、なるべく残さずに料理に使うことこそが、最大限の供養だと思っています。
釣った魚を美味しくいただくには、現地でしっかりシメて、血を抜いておくことです。
いろんなメーカーからいろんなナイフが出ていますが、僕のお勧めはG・サカイ ニューサビナイフ 2 サバキ3寸。
刃は厚くて丈夫、切れ味もよし(メンテ次第ですが)、そして何より錆びにくいということで、釣り用ナイフの決定版ではないでしょうか。
そのまま料理までしてしまいたい!という方の場合、ニューサビナイフ 3 サバキ 4.5 寸のほうが汎用性もあっていいかもしれません。シメるのと血抜き、その他現場処置だけなら 3 寸の方が取り回しもよくオススメです。
ナイフの使用感は後ほど書いてみようかと思います。
とりあえず、熟成一日目のアイナメをちょっとだけいただきます…
自分で獲った自然の恵みを、自分で捌いて美味しくいただけるなんて、これ以上の贅沢はあるものでしょうか。
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